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秒速5センチメートル【分析】

自分の好きな作品を分析するのは割と勉強になるかもしれません。なのでちょくちょくこういったとこもしていこうと思っています。

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◇テーマ
初恋、失恋、成長といったことをまず想像できる。ただ良く見ると、ずっと初恋に囚われている主人公と、それを忘れて(囚われず)他の男と付き合うヒロイン。この二人の恋愛観の違いに焦点を当てている。

なので、本当のテーマ「男女の恋愛に対する価値観の相違」なのではないかと思う。
主人公(男)の恋愛論は割と繊細で、同じ相手に執着を持ち続けている。
だがヒロイン1の場合は、初恋を胸にしまい込み、新たな幸せを掴もうとしている。

そんなところからこの答えが導き出せる。また、種子島で出会ったヒロイン2はその女性の恋愛論を崩すような、昔のヒロイン1のような一途な様子を描かせ、女性の恋愛観というのを再認識させようという役割があった。それは初恋の懐かしさと、初恋相手のヒロイン1の面影を残すように思える。

◇主人公
ロマンチストと言わざるを得ないくらいの一途な恋愛論を持つ。ずっと初恋相手のヒロイン1を追いかけ続けている。それはある種の呪いのような感じ。最後の踏切のシーンでその呪いが解けたように思わせている。ここで初めて主人公が恋愛に関して成長(踏ん切りがつく)したという印象が持てる。

◇ヒロイン
主人公のことはずっと好きだが、それよりも今ある幸せを掴み取ろうとしたところは実に女性の恋愛論な気がする。
主人公と別れる最後の電車のシーンで「きっと大丈夫」と言い残したのは、もう1人で歩けるよねという別れにも聞こえた。そして最後のシーンで主人公が一人で歩き出すところで、やっとヒロインの願いが叶ったのではないかと思えてしまう。

◇ヒロイン2
恋愛観というモノをもっと明確にするために必要と思われる存在。

ヒロイン2がいるからこそ、主人公とヒロインの恋愛論の相違が分かる気がする。
一途過ぎる思いは、主人公と類にするところもあり、主人公の恋愛論とリンクするのに女性という特別な存在な気がする。


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プロフィール

しんた

Author:しんた
しんたといいます。
シナリオライターやっていたり、電子書籍の連載やったりと色々経験値を積んでいます。
出来る限りのをことを経験したいと思っています。
現在、他の事を模索中。

趣味は日清カップヌードルの容器集め。
カップラーメンレビュー出来たらと思いますが、体が最近受け付けなくなってきました…がんばります。

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